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ウエットスーツ復活術!綺麗になって伸びも良くなる?!
~ ウエットスーツについたWAX汚れを簡単に落とす方法 ~
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ジャージ素材のウエットスーツがメインとなる春夏シーズン。
いざ、ジャージのウエットスーツを引っ張り出してみた時、試着して伸びが悪く感じたことや、お腹やお尻の辺りにべったりとWAX汚れが気になったことはありませんか?
ジャージ素材のウエットスーツについたWAXは、濃い色のスーツでは白く見えるので、お腹側はポンポコ狸のようだし、お尻はお猿さんのよう。。。また薄い色は、WAX汚れが茶色いので、古そうなスーツに見える。。どちらも見た目はよくないですね。
さらに、ジャージの表面はポリエステルやナイロンといった繊維で覆われているので、この部分にWAXがついていると繊維が伸びない為、ウエットスーツ自体の伸びが悪くなってしまうという、ダブルパンチなわけです。
そんなウエットスーツをシーズン前に簡単クリーニング!
今回綺麗にするのは、こちらの3年物のジャージのフルスーツ。
用意するものは、
液体WAXリムーバー と 布切れ の2つだけ。
(今回はTOOLSの液体WAXリムーバー(スプレータイプ)を使用)⇒ワンワールドオンラインショップで購入可
WAXリムーバーは、液体のもので無香タイプがお勧めです。
布切れは、何でも大丈夫ですが、毛ぼこリの少ないものが◎。
1)WAXリムーバーを布切れやウエットスーツに適量吹きつけ、スーツの汚れを軽く叩きながら、時に軽くこすりながら汚れを拭き取っていきます。
(注意:スプレーを吹いたらすぐに拭き取る。また強くこすらない事!繊維や生地を傷めます)
みるみる綺麗になっていきます。軽く落としただけでこの通り。
これだけウエットスーツに汚れがついていたってことですね。
特にステッチ(縫目)にはWAXの汚れがたまっているので、こちらも綺麗に除去してください。
{さらにお腹側もどれだけ汚れていたか分かりやすいように半分だけ綺麗に。
・お腹側のWAX汚れ
3)汚れを落としたら、最後にウエットスーツソフナー&シャワーをすれば完璧です!
汚れが広範囲の場合は、クリーニングした箇所としていない箇所でムラが出るのでご注意ください。
各箇所のパネルごとに行ったほうがよりきれいに見えます。
ウエットスーツ衣替えのシーズン、是非お試し下さい!
ご注意事項
・すべての素材でテストはしていませんので、色落ちや表面繊維、ゴムにダメージを与えることがございます。必ず目立たない場所でテストを行ってからご自身で判断してクリーニングを行ってください。
なおドライヤーやアイロンでWAX汚れを溶かして浮かす、そんな落とし方をする方もいらっしゃるようですが、長時間熱に当てればどんな素材でもダメージがあるのは周知の通り。こちらも同様にスプレー作業したらすぐに拭き取るとダメージが少なくて済むと思います。
こちらでも記事を読むことが出来ます ⇒ ”Catch The Fun Wave!” WAVAL