「いつまでもカヌーをしていたい。」 一生のスポーツとして、今でも現役選手として活躍しているのが今年34歳になる島村健司だ。 趣味のサーフィンやフィッシングといったウォータースポーツを楽しむ一方、 「フラットウォーターレーシングカヌー」のナショナルチーム選手として、またコーチとして 北京オリンピックを目指している。 「枠は一つのみ、若手も多いがこれまで培った経験と根性では 負けないつもり。精一杯やりますよ!」と島村は語る。 気さくで穏やかな島村もパドルを握った瞬間、強烈なパワーで力いっぱい水面を漕ぎ出す。 「まだまだやれる!」、彼を見ていると自分自身も自然とそう思えてくるから不思議だ。