セミドライとは「簡易防水ファスナー」を使用したタイプで、背中のファスナーからの水の浸水を抑えます。これに対してフルスーツのファスナーは「ノーマルファスナー」といわれ、特に防水機能はございません。11月以降から翌年の4月前後まではセミドライの防水タイプのほうが水の浸水を防ぎ、保温性を長く保つことが可能となります。 ※ノンファスナーのフルスーツはファスナーがないため上記のセミドライタイプと同等(※A:セミドライとノンファスナーの浸水についてをご覧下さい)の防水効果がございます。
首の仕様についてはノンファスナーのほうが浸水しにくく、全体の密閉性はセミドライのほうが高くなります。セミドライは全身が水に潜った際の浸水は少ないのですが、ノンファスナータイプは、肩サイドからの浸水が多少ございます。 また、ドルフィン時についてはノンファスナーのほうが首の密閉性が高く、浸水しにくい構造になっています。
使用頻度により個人差はあるかと思いますが、体重の増減や以前のような「防水性」や「快適性」が得られなくなった時が買い替え時です。 日常のメンテナンスによりますが、ヘビーユーザーの方ですと2年〜3年といったところです。 あまり使わない場合でも、ゴムの経年変化により、素材が硬くなって伸縮性が落ち、きつく感じたりします。 また、ゴムの劣化が進むと、伸縮性がなくなり破れることもございます。 まずはスーツを使用した時に、「快適性」が落ちたと感じたときに、買い替えをご検討ください。